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ゼニスは、その長い歴史のなかで航空業界と深い関わりを持ってきました。

長年にわたりクラシカルなデザインと高い精度で愛され続けてきましたが、2023年に大幅なリニューアルが行われました。この刷新は、ブランドの伝統に根ざしながらも、現代的な感性を取り入れた革新的なモデルを生み出し、新しいユーザー層にも訴求するものとなっています。

この新しいパイロットコレクションについて、ゼニスのプロダクト開発ディレクターであるロマン・マリエッタ(Romain Marietta)氏にインタビューを行い、コレクションの背景、デザインの方向性、日本市場向けの戦略、そして今後の展望について話を伺いました。

過去からの脱却と未来への挑戦

ゼニススーパーコピー時計代引きマリエッタ氏は、「過去10年にわたり、ゼニスのパイロットウォッチはヴィンテージ調のデザインで高い人気を得ていました。しかし、ブランドの成長をさらに促進するためには、現代的で洗練されたスタイルへの変革が必要だと考えました」と語ります。この変革の背景には、現代の多様化する顧客層に対応したいという強い意志があり、他のコレクションとのデザイン上の一貫性を確保する狙いもありました。

新しいパイロットコレクションのデザインは、ゼニスの主要コレクションであるクロノマスターやデファイとの統一感を追求し、ブランド全体のアイデンティティを強化しています。「伝統を尊重しつつも、時代に即したデザインを採用することで、ゼニスの進化を象徴する新たなコレクションが誕生しました」とマリエッタ氏は語ります。

コラボレーションプラットフォームとしてのパイロットコレクション

パイロットコレクションのリニューアル後、最初のコラボレーションモデルとして誕生したのが、日本を代表するバッグブランドであるポーターとのタッグによる2モデルです。シンプルな3針とスポーティなクロノグラフがラインナップされており、どちらもカーキグリーンセラミック製ケースと波型のカーキグリーン文字盤が採用されています。

このプロジェクトについてマリエッタ氏は「日本国内で非常に高い人気を誇るポーターと共同で新しいモデルを作り上げることができたのは、とても意義のあることでした。ポーターの持つ職人精神とゼニスのクラフトマンシップは共鳴し合い、双方の美学を融合させたユニークなモデルを作り上げることができました」と語ります。

コラボレーションモデルは、ロゴの配置やサイズ、素材選定に至るまで細部にまでこだわり抜かれ、時計とバッグ、両分野のプロフェッショナルたちの緻密な共同作業の賜物です。コラボレーションモデルは、ロゴの位置やサイズ、素材の選定に至るまで、両社の職人たちの手によって細部まで緻密にデザインされています。特に、ゼニスとポーターの職人同士が一丸となり、異なる分野の美学を融合させるプロジェクトとして、時計業界とファッション業界の双方に大きな注目を集めています。さらに、日本国内外でポーターの人気が高まり続けていることも、このコラボレーションの成功の要因となっています。

パイロットコレクションの刷新は、ゼニスにとって大きなチャレンジであり、ブランドの未来を示す重要な一歩です。マリエッタ氏は「ブランドのアイデンティティに基づきながらも、時代に合った新しい挑戦を続けることで、ゼニスのさらなる成長を目指しています」と力強く述べました。ポーターとのコラボレーションを皮切りに、さらに広がる可能性を秘めたパイロットコレクションが、今後どのように進化し、世界中の時計ファンに受け入れられるのか、期待が高まります。

クラシックと革新のバランス、次の一手

ゼニスの現在のカタログを見てみるとクロノマスターであってもデファイコレクションであっても、現代的なデザインのモデルだけでなくクラシックなデザインが取り入れられたリバイバルモデルも展開されています。新しいパイロットコレクションは、ヴィンテージスタイルから脱却し、モダンで洗練されたデザインへと移行しましたが、一部の市場、特に中国などでは旧デザインへの根強い人気が見られ、ヴィンテージスタイルの復活を望む声が多いことも明らかになっています。ロマン氏は「パイロットモデルは現行のモダンなデザインが定着した後、ヴィンテージスタイルを基調としたリバイバルモデルを展開する予定です」と述べています。また、彼は「リバイバルモデルは単なる過去の再現ではなく、コレクションのストーリーテリングを補完するための重要な要素であり、ゼニスのDNAに深く根ざした取り組みです」と、その意義を強調しました。

今回のインタビューでは、ブランドの未来を切り拓く新たなプロジェクトの一端を垣間見ることができました。詳細はまだ公開できませんが、ゼニスがその歴史と伝統をさらに高める重要な取り組みが進行中であることは確かです。ロマン氏はインタビューの最後に「ゼニスのDNAに根ざした新しい挑戦が、ブランドを次のステージへと導くでしょう」と締めくくりました。

2025年、ロレックス新作予想

新作ロレックスだ。少し気が早いかも知れないが、どんな新作が発表されるのかと、思わず想像を繰り広げてしまうところはこのブランドの楽しみのひとつだろう。

正直に言うと、2024年に発表されたロレックスの新作は期待外れだった。まったく想像もしていなかったディープシーのフルゴールドモデルには確かに驚かされたが、基本的には既存モデルのバリエーションであり、個人的に心が湧き立つようなワクワクする新作はなかったように思う。だからこそ、2025年にはかなり期待をしている。そんなこともあって、もはや妄想に近いかもしれないが、2025年に登場しそうな新作ロレックスがどんなものかを予想してみた。“自分はこんな新作を予想している!”と、一家言をお持ちの方がいれば、ぜひコメント欄か、Instagramなどで予想を聞かせて欲しい。

ついに登場? “コークベゼル”のGMTマスターⅡ

2024年の新作として、ロレックススーパーコピー時計代引き 優良店GMTマスターⅡにはグレー&ブラックのセラミックベゼルを持つRef.126710GRNRがラインナップされた。これまでにない組み合わせのツートンベゼルではあったが、多くの時計好きは別のツートンを期待していたに違いない。レッド&ブラックのセラミックベゼルを持つ“コークベゼル”のGMTマスターⅡだ。

レッド&ブラックの組み合わせが技術的に不可能ということはないだろう。2色のセラクロムベゼルインサートの組み合わせとしては、ブラウン&ブラック、ブルー&ブラック、グリーン&ブラック、そしてレッド&ブルーの“ペプシベゼル”もすでに登場している。レッド&ブラックの組み合わせだけが難しいということは考えにくく、あえて投入していないと考えるのが自然である。問題はいつ投入されるかだ。これまでのロレックスの新作発表パターンから想像すると、2年連続で新バリエーションが投入されるというのは少し考えにくいが、実は2025年は1955年にGMTマスターが誕生してから70周年となるアニバーサリーイヤー。このモデルの話題づくりとして投入するというのもあり得るのではないだろうか?

確度は高め? デイトジャスト アニバーサリーエディション

70周年を迎えるGMTマスターも見逃せないが、2025年にロレックスはさらに重要なふたつのアニバーサリーイヤーを迎える。ひとつはロレックス創業120周年のアニバーサリーだ。1905年に創業者のハンス・ウイルスドルフは、時計専門商社のウイルスドルフ&デイビス社をロンドンに創立した。この会社こそロレックスの原点である。ロレックスの名が歴史に登場するのは1908年であるため、この年をもってロレックスの始まりと見なすこともできるが、公式サイトで紹介するロレックスの歴史が1905年からスタートしていることから考えても、やはり1905年がロレックスの始まりなのだろう。

さらに重要なのは、2025年にデイトジャストが誕生80周年を迎えるということである。デイトジャストはロレックスにとってきわめて重要なコレクションで、ダイヤルに小窓で日付を表示する初の自動巻き腕時計として1945年に誕生した。このデイトジャストがロレックスの40周年記念として発表されたことを忘れてはならない。滑らか5列リンクのブレスレットをロレックスではジュビリー(Jubilee)ブレスレットと呼ぶが、そもそもこのブレスレットは40周年のアニバーサリーとして発表したデイトジャストのために特別にデザインされたものだった。そんなデイトジャストにおける記念すべき年に何も発表がない、なんてことがはたしてあるだろうか?

実現なるか? ミルガウスの電撃復活

多くの人が忘れているかもしれないが、ロレックスの耐磁時計であるミルガウスは2023年に人知れず生産終了となり、現在ラインナップから姿を消している。主要人気モデルがムーブメントをアップデートするなか、ミルガウスにおいては新型へと移行されなかったことが主な生産終了の原因だと思われるが、優れた耐磁性能や個性的なデザインを持ち、ニッチではあるもののコアなファンを擁するコレクションだった。

ミルガウスは過去にも生産終了から復活を遂げており(1988年に生産終了となり2007年に復活)、いつ再び復活を遂げても決して不思議ではない。ロレックスの公式な情報に従えば、ミルガウスは1956年に登場した(少なくとも2020年の公式資料ではそのように書かれている)。そこから考えると、もし復活するとしても誕生70周年となる2026年に発表というのが自然ではあるが、実は気になる動きも過去に見られた。それが生産終了となったその年のオークションにおけるミルガウス Ref.6541における記録的な落札結果だ。2023年5月に開催されたフィリップスのジュネーブオークションで、ミルガウス史上最高額となる250万ドル(日本円で約3億4305万円)で落札されたのだ。このとき出品された個体はきわめて状態がよかったため、それが要因とも言えるが、実は購入したのはロレックス自身だったのではないかとも言われている(気になる方はこちらとこちらの記事も読んでみて欲しい)。多くのモデルでテコ入れが進みモデルチェンジを果たしている今、ミルガウスで話題の喚起を図ってもおかしくはないだろう。

正史の公表は新作サブマリーナーへの布石?

可能性は薄そうだが、サブマリーナーにおいて新作が投入される、なんてこともあるかもしれない。2024年9月、ロレックスは唐突にサブマリーナーに関する書籍を発表している。本著はニコラス・フォークス(Nicholas Foulkes)氏による『Oyster Perpetual Submariner – The Watch That Unlocked The Deep(オイスター パーペチュアル サブマリーナー – 深海を切り開いた時計)』という252ページにわたる分厚い書籍で、サブマリーナー初の公式な歴史書であり、1953年に発表されたサブマリーナーの全歴史を記録した広範な記録だ。著者であるニコラス・フォークス氏がロレックスがアーカイブへのアクセスを許可してくれたことを公表していることから、本著はロレックスが正式に認可した公式な情報である。なぜこのタイミングだったのか。もちろんたまたまかもしれないが、巧妙なマーケティングとブランディング戦略を得意とするロレックスが、何の意図もなしにこうした書籍の製作に協力するだろうか。

セイコー 5スポーツ HUF コラボレーション限定モデル SBSA279 が登場。

セイコー 5スポーツ HUF コラボレーション限定モデル
セイコー 5スポーツより、「HUF」とのコラボレーション限定モデル第2弾を発売。
1960年代後半のヘリテージを進化させたデザインが登場。

SKXシリーズをベースにレトロなカラーリングが面白い1本です。

人気のウブロスーパーコピー 代引き専門店世界限定7,000本(うち国内1,000本)51,700 円。

かなり多めの生産ですけど国内1000本完売するかしら・・・?

若者向けだと思いますけど5万円は少し高いよね。

HUF(ハフ)とは
2002年にプロスケートボーダーのキース・ハフナゲルによって設立された「HUF」は、スケートボーディングとストリートカルチャーのスピリットを取り入れたライフスタイルブランドです。セレクトショップから始まり、キース自身がスケートボードとストリートカルチャーの精神を表現するブランドに創り上げ、現在では、多方面からのリスペクトを受ける、スケート&ライフスタイルブランドの一つへと成長を遂げました。
「HUF」は、設立当初からキース・ハフナゲルが牽引してきた革新的な構想を継承し、クリーンな美学、刺激的なデザイン、そして高品質な技術を提案し続けています。

こちらは第1弾の片方と第2弾。

第1弾は2022年に2種類発売されました。

ギラギラ系グリーンは300本限定でリリースされたSBSA164。

NATOストラップが格好良いSBSA163は1000本限定。

当時47,300 円と42,900円で、現在はもちろん完売しております。

前回300本と1000本が、7000本ですからね・・・HUFの人気がそこまであるのかしら。

人気と言えば・・・

今年はナイキと20年ぶりにコラボしてダンクやエアマックスが発売され話題になりました。

ダンクの方は2次流通でプレミアム価格となっています。

1960年代後半に人気を博したセイコー 5スポーツのヘリテージデザインに着想を得て、HUFがカラーリングをアレンジしています。
りゅうずの先端には、特別に「HUF」のロゴをあしらっています。

シースルーバック仕様の裏ぶたは、HUF コラボレーション限定モデルならではの鮮やかな「HUFグリーン」を採用。
数量限定モデルの証として「LIMITED EDITION」とシリアルナンバーが記されています。

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0001/7000のナンバリングは嬉しいですね。リューズにもHUFのロゴがありました。

HUFファンならゲットするしかありません。

SBSA279
5スポーツ
SKX series
51,700 円(税込)
HUF コラボレーション限定モデル
世界限定:7,000本(うち国内:1,000本)

ムーブメント
キャリバーNo 4R36
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+45秒~-35秒
駆動期間 最大巻上時約41時間持続
石数 24石
機能 秒針停止機能
カレンダー(日付・曜日)機能つき
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス 裏ぶた:ステンレスとガラス
ケースサイズ 厚さ:13.4mm 横:42.5mm 縦:46.0mm
ガラス材質 カーブハードレックス
ルミブライト あり(針・インデックス・ベゼル)
中留 ワンプッシュ三つ折れ方式
腕周り長さ(最長) 205.0mm
時計仕様
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
重さ 168.0g
その他特徴
裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
裏ぶたシリアルナンバー入り
逆回転防止ベゼル
シースルー・スクリューバック
実際の製品では、製造上の理由により、裏ぶたの向きが異なる場合があります。

スペシャルパッケージは嬉しい。

海外のリファレンスはSRPL33です。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】セイコー5 スポーツ “HUF” コラボレーションモデル SBSA279 ¥51,700-」でした。

12/6から販売開始されており、取扱店で完売しているところは無さそうです。

セイコー5スポーツで5万円はちょっと高いですよね。

HUF好きの高校生でも買える値段ならもう少し話題になったのかも知れません。

大学生でも買わないかな・・・この価格ならアップルウォッチ買うと思います。

世界ベースで見たら価格が上がっていくのが普通なんですけど、日本の感覚はずっと20年前と同じ。

台湾マーケット限定販売モデルで、セイコー台湾70周年記念だそうです。

SKXシリーズのGMTボーイにシャンパンゴールドの文字盤がセットされ、裏ブタには「1of500」の限定数が施された特別なデザイン。

セイコーは、自動巻きムーブメント、GMT デュアルタイムゾーン ポインター、41 時間のパワーリザーブ、日付ウィンドウ表示を搭載して台湾での 70 周年を祝います。

セイコーの台湾創立70周年記念時計が「黄金」の時代に敬意を表します
人気のロレックススーパーコピー 代引き専門店GMTムーブメントウォッチのデザインは、スポーツウォッチのセイコー5 SKXケースタイプからインスピレーションを得ています。
コントラストのあるGMT針を採用し、文字盤の内リングの上半分と下半分の色が異なります。
視覚効果に加えて、昼と夜を直感的に区別することもできます
針とアワーマーカーにはルミブライトがコーティングされており、暗闇での視認性が向上します。

自動巻き(手巻き)、パワーリザーブ約41時間
ねじ込み式シースルーバックカバー、GMTデュアルタイムゾーンポインター、日付表示
トレンドのデザインやムーブメントのテクノロジーの組み合わせなど、コレクション価値が非常に高く、日常着としての実用性も兼ね備えています。

セイコー5スポーツ誕生から半世紀
時計に求められる役割は、時間を告げるだけではなく自己表現の手段へと変化
新しいセイコー 5 スポーツのキーワードは「Show Your Style」
今日生まれ変わり、時計文化を次世代へ継承する役割を与えられる

500本限定で17,000 ニュー台湾ドル (約80,000円)と非常に高額なセイコー5スポーツですね。

台湾でしか購入できませんのでご注意を。

セイコー70周年記念第3弾を台湾で12月に正式発売

ゴールドをテーマにしたセイコー 5 スポーツの新しいアニバーサリーウォッチ。
トレンドのSKX GMTシェルタイプを使用した金色の文字盤装飾デザインは、過去の輝かしい時代の要素を反映するとともに、次の輝かしい70年への熱い期待を呼び起こします。

モデル: SSK044K1 / NT$17,000

良いじゃな~い!欲しいわ~って思われたら台湾旅行へどうぞ。

タピオカモデルもまだ売っているかも知れません。

こちらは同じ70周年記念モデルのプレザージュ「カクテルタイム”ザクロハニー” SRPL21J1」です。

Seiko 5 Sports Automatic GMT S
KX Sports Style Taiwan Exclusive 70th Anniversary Limited Edition
Gold Dial

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ムーブメント
キャリバーNo 4R34
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+45秒~-35秒
駆動期間 最大巻上時約41時間持続
石数 24石
機能 24時針つき 秒針停止機能
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス 裏ぶた:ステンレスとガラス
ケースサイズ 厚さ:13.6mm 横:42.5mm 縦:46.0mm
ガラス材質 レンズつきハードレックス
ルミブライト あり(針・インデックス)
中留 ワンプッシュ三つ折れ方式
バンド幅 22mm
時計仕様
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
その他特徴
シースルーバック
回転ベゼル
ダブルロック中留

まとめ

いかがでしょうか?

「【台湾限定】セイコー5スポーツ SSK044K1 セイコー台湾70周年記念モデル」でした。

42.5mmは大きいです。

細腕オジサンにはちょっと浮いた感じがしますね。

セイコー SBEJ021 プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT ブルーグレーの新作情報です。

新しいGMT機能付きムーブメント キャリバー 6R54を搭載したメカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMTに新色のSBEJ021が登場しました。

ブルーグレーだそうです。

「海底に差し込む光をイメージ」、オシャレな感じですね。

これでレギュラーモデルは黒、グリーン、ブルーとなりました。

良いカラーばかりです。

人気のタグホイヤースーパーコピー 代引き専門店個人的には長く飽きの来ないブラックがおすすめ。

42mmとちょっと大きくて分厚いのですが、質感も良いのでこのシリーズはオススメできますね。

細かい精度を気にするような方には無理ですが、セラミックベゼル、防水性、耐磁性、GMT機能、3日巻きパワーリザーブとグッドポイントがたくさん!

価格は218,900 円です。

サブマリーナーやGMTマスターIIの1/10の価格ですよ。

プロスペックスコンセプトコーナー設置店専用モデル
海底に差し込む光をイメージしたニュアンスのあるブルーグレー色のダイヤルに、ゴールドのGMT針が輝く、日本国内の限られたショップでしか手に入らないスペシャルカラーのモデル。

1968 メカニカルダイバーズのヘリテージデザインを継承した造形。随所に施された鏡面仕上げが、力強いダイバーズウオッチに上質な印象を与えます。

「セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」のレギュラーモデルは深いグリーンが特徴の「SBEJ009」、ブルーグレーの新色モデル「SBEJ021」、そして定番のブラックモデル「SBEJ011」の3つ。

ダイバーズウオッチは、潜水計器として生まれたツールウオッチである。そのため機能的に設計される一方で、細部の仕上げなどはあえて武骨に徹し、プロフェッショナルの道具としての役割に徹していた。


しかし1990年に、セイコーが世界初の腕時計型ダイビングコンピューターを発表したことで、ダイバーズウオッチは”道具としての役割“を終えることになる。しかしそれでもダイバーズウオッチが消え去らなかったのは、防水性と視認性に優れるという”腕時計の理想形“であったから。むしろダイバーズウオッチはその優れたスペックを生かしながら、現代の腕時計に求められるニーズに合わせて進化を遂げている。

ダイバーズウオッチの現代的な進化は、「1968 ヘリテージ GMT」に表れている。

この時計は1968年に誕生した世界初のハイビート式ダイバーズウオッチ「Ref.6159」のスタイルを継承しており、角型と丸形のインデックスで視認性を高め、手首への不快な干渉やロープなどが絡みにくいようにりゅうずは4時位置にセット。しかしケースを立体的にデザインし、斜面にポリッシュ仕上げを施すことでキラッと光らせ、アクセサリーとしての魅力も加えている。またカラーダイヤルやセラミックスベゼルも特徴となる。

「1968 ヘリテージ GMT」は、機能的な価値と感性的な価値が両立しており、さまざまなライフスタイルと融合する理想的なオールマイティウオッチといえるだろう。

ディテールから見えてくる、 現代に求められる時計の条件
機能的な価値と感性的な価値を両立させる上で最も有効な手段は、ダイバーズウオッチの必須要素である「逆回転防止ベゼル」を進化させること。潜水経過時間を知るための機能的な機構だが、「1968 ヘリテージ GMT」では、ベゼルのトップ素材にセラミックを採用。セラミックは耐傷性に優れる機能素材だが、発色のバリエーションが広く、またポリッシュ仕上げを行うと深い光沢が生まれ、高級感を演出できるのだ。

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耐傷性に優れた機能素材でありながら、艶やかな光沢感が評価され、高級時計に用いられることが多いセラミック。ベゼルが美しく輝き、タフなのにエレガントな雰囲気に。
「GMT機能」も、現代的な進化だ。そもそも本来のダイバーズウオッチは、水中で第二時間帯を知る必要はない。しかしタフなダイバーズウオッチは、アクティブな旅の時計としても効果を発揮するので、旅先で便利に使えるGMT機能が加わるのは嬉しいことだ。

第二時間帯を表示するGMT針。機能的であるだけでなく、針の色を変えればダイヤル上のアクセントになる。このモデルではGMT針は金色にしている。
腕時計は身体と密接な関係にあるので、着用感を高める「ブレスレット」にも注目したい。「セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」では、新たに開発された3連ブレスレットを装着。重量感もあるため、腕乗りも良く、いい時計を着けているなという実感がわくだろう。

しっかりとした重量感もある新型ブレスレット。タフだが肌あたりもよく、丁寧な仕上げをしていることがわかる。
見えない部分だが、搭載される自社製ムーブメントCal.6R54も現代的なスペックを備える。特徴は約72時間のロングパワーリザーブで、これは金曜夜に帰宅して時計を外しても、月曜日に朝までしっかり動き続けているということであり、シーンに合わせて複数の時計を使い分ける現代的なニーズとも合致する。

搭載するのはセイコーの自社製ムーブメント、Cal.6R54。約72時間のロングパワーリザーブを実現し、実用性に優れる。


機能的な価値×感性的な価値で あらゆるシーンに馴染む時計に
「セイコー プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」は、ケース径が42mmでケース厚が12.9mm。200m空気潜水用防水を備えるダイバーズウオッチであることを考えると、かなりコンパクトにまとめているといえる。そのため腕元で悪目立ちすることはなく、あらゆるシーンで活躍してくれるだろう。

ダイヤルカラーは3種。定番はブラックでトレンド感のあるグリーンも人気だが、今期は新色として、海底に差し込む光をイメージしたブルーグレー色のモデル「SBEJ021」も誕生した。

SBEJ021


SBEJ021
プロスペックス
Diver Scuba
218,900 円(税込)
メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT
ショップ専用モデル

Specifications
ムーブメント
キャリバーNo.6R54
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+25秒~-15秒
駆動期間 最大巻上時約72時間持続
石数 24石
機能 24時針(デュアルタイム表示機能)
秒針停止機能
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス (ベゼル:セラミックス表示板)
ケースコーティング ダイヤシールド
ケースサイズ 厚さ:12.9mm 横:42.0mm 縦:48.6mm
ガラス材質 サファイア
ガラスコーティング 内面無反射コーティング
ルミブライト あり(針・インデックス・ベゼル)
中留 ワンプッシュダイバーエクステンダー方式
時計仕様
防水 200m空気潜水用防水
耐磁 あり
重さ 176.0g
その他特徴
逆回転防止ベゼル
ねじロック式りゅうず
ダブルロック中留
Made in Japan
スクリューバック

まとめ


いかがでしょうか?

「【2024年新作】セイコー SBEJ021 プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT ブルーグレー」でした。

10万円前後でもプロスペックスはグッドモデルがありますが、20万円前後にはこのメカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMTがあります。

厚みと重さが気にならなければ、かなり良いモデルだと思いますので1度試着してみてください。

サイズをピッタリにすれば重さもあまり気にならないかも知れませんし、見た目も格好良いです。

新色のブルーグレーもなかなかですので、グリーンと合わせて是非。

それではまた!

ユリス・ナルダン フリークS “ノマド”が登場

『デューン 砂の惑星PART2』の世界観にもぴったりなフリークSの最新形であり、ディスプレイもそれに見合った砂の質感を備えている。

ユリス・ナルダンが2001年に発表したフリークは最先端のシリコンを採用し、従来の針や文字盤を排したデザインによって、当時計り知れないほどのインパクトを人々に与えた。この新しいフリークS “ノマド”もその系譜に連なるもので、ケースには未来的なカーボンファイバーとチタンを採用し、そして18世紀の職人技であるサンドカラーCVDのギヨシェ彫りを施したアワープレートを組み合わせることで、1本の印象的な時計に過去と未来が混在しているかのような雰囲気を醸し出している。

Ulysse Nardin Freak S "Nomad"
パテックフィリップ スーパーコピー新しいフリークS “ノマド”は、象徴的な“フリーク”式のディスプレイを備え、中央の大きなフライングカルーセルが軸を中心に回転し、ギヨシェ彫りのアワーディスクがその下で回転しながら分針として機能する。このフライングカルーセルは、精度と耐久性の向上のためにシリコン製の添付とDIAMonSIL(独自開発のシリコンにダイヤモンドコーティングを施したハイテクノロジー素材)製の脱進機を組み込んだダブルオシレーターを搭載している。これらはすべて、アンスラサイトPVD加工を施した時刻合わせ(6時位置のチタン製ロッカーでベゼルのロックを解除したのちに動作)用のチタンベゼルを備えた軽量チタンケースの内部に収められている。ケースの側面はカーボンファイバー製で、時計のラグに繋がるよう成形されている。自動巻き機構“グラインダー”を搭載したこの時計のサイズは直径45mmで、厚さは17mmだ。

フリークほど個性的でユニークな時計もなかなかない。新作フリークS “ノマド”は99本限定で、14万8300ドル(日本価格は要問い合わせ)で販売される。

我々の考え
昨年、ユリス・ナルダンのスタッフがフリークの進化をたどるヒストリーツアーに案内してくれた。発表から23年経ったいまでもこの時計は信じられないほど未来的で印象的だが、発表当時の反響はどのようなものだったかを想像するのは難しい。しかし、フリークのあまりにも洗練されたデザインは諸刃の刃ともなっており、改良や美観の変化があったとしても、ひと目見ただけでは「ああ、どこかで見たようなデザインだな」と軽く流されてしまうこともある。実際、今作にはどれぐらい手が入っているのだろうか?

Ulysse Nardin Freak S "Nomad"
今回の場合、この時計のコアをなすのは2022年の発表時にも取り上げたフリークSだが、デザイン言語には若干のアップデートが加えられているようだ。公平を期すために言っておくと、フリークのような魅力的な時計にとってそれは決して悪いことではない。

オリジナルのフリークSは、おそらくもっと注目されてしかるべきモデルだった。フリークSに搭載されたCal.UN-251には、傾斜したダブルオシレーターや垂直ディファレンシャル機構など、驚くべき技術が盛り込まれている。チタンのケース、アンスラサイトPVD加工を施したチタン製ベゼル、カーボンファイバー製のサイドとラグなどを持つ落ち着いた色調のケースとアワーディスクのサンドギヨシェパターンは、過去に発表されたゴールドのフリークよりも未来的なデザインによくマッチしている。フライングカルーセル/ミニッツもまた、渋い色調のアンスラサイトPVDである。それでも、フリークXほどではないかもしれないが、提供された写真では過去のリリースよりも判読製が向上しているように見える。残念ながら着用写真はないが、数日中に新しいフリークS ノマドの実機を実際にチェックしてみる予定だ。また改めて報告する。

基本情報
ブランド: ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)
モデル名: フリークS “ノマド”(Freak S "Nomad")
型番: 2513-500LE-4A-GUI

直径: 45mm
厚さ: 17mm
ケース素材: チタン製ケースとロッカー、アンスラサイトPVD加工チタン製ベゼル、カーボンファイバー製サイドプレート、サファイアクリスタル付きアンスラサイトPVD加工チタン製ケースバック
文字盤色: 文字盤なし。サンドカラーCVDとダイヤモンド型ギヨシェ彫りを施したアワーディスク
インデックス: 時間表示は外周部分、分表示はブリッジの上
夜光: アンスラサイトPVDブリッジにライトブルーのスーパールミノバ®
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: グレーのラバー製“バリスティック”テクスチャーストラップ、またはグレーの透かしが入り、サンドカラーのカーフスキン製インサートを備えたマットなアリゲーターストラップ。いずれもチタン製デプロワイヤントバックル付き

Ulysse Nardin Freak S "Nomad"
ムーブメント情報
キャリバー: 自社製UN-251
機能: 時・分表示
パワーリザーブ: 72時間
巻き上げ方式: グラインダー®自動巻き上げシステム、ブレードテクノロジー
巻き上げ方式: 1万8000振動/時×2
石数: 33
クロノメーター認定: なし
追加情報: 軸周りに回転するフライングカルーセルムーブメント、20度の傾斜がついたふたつの大型ローター、シリコン製テンプ、DIAMonSIL製脱進機

価格 & 発売時期
価格: 14万8300ドル(日本価格は要問い合わせ)
発売時期: 発売中
限定: 99本限定

ヴァシュロン・コンスタンタン トゥールビヨンを搭載した50本限定のスペシャルエディションが加わる。

ヴァシュロン・コンスタンタンはコレクション・エクセレンス・プラチナの最新作を発表した。VCのカタログのなかで、コレクターに焦点を当てたこのスペシャルコレクションのために作られたのが、このトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナという新しいバリエーションだ。これはケース、文字盤、リューズ、バックル、そしてアリゲーターストラップを縫うステッチに至るまで、すべてにプラチナが使用されていることを意味し、ブランドのトゥールビヨン搭載クロノをプラチナへと特化した新しい高みに連れて行ったものである。

VC watch
ヴァシュロン・コンスタンタンのファンにとって、プラチナのコレクションは紹介するまでもなく、ブランドのプレイブックの一部となっている。基本的にコレクション・エクセレンス・プラチナは、VCのさまざまなモデルに対して最高レベルの仕上げを提供している。フランクミュラー スーパーコピー今回(2024年)はトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフだが、2006年に初のプラチナシリーズが発表されて以来、2021年のトラディショナル・スプリットセコンド・クロノグラフ・エクストラフラット、2020年のパトリモニー・ムーンフェイズ&レトログラード・デイト、2019年のトラディショナル・マニュアルワインディング、2017年のトラディショナル・コンプリートカレンダー、2013年のパトリモニー・トラディショナル、そして2011年のパトリモニー・コンテンポラリー・オートマティックなど、ほかにもいくつかのモデルが発表されている。

トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナは、基本的に既存のモデルをプラチナ専用に再構築したものであり、42.5mm径ケース、11.7mm厚の薄さ(ムーブメントは複雑であると同時に驚くほど薄いという特徴も持つ)という既存のフォーマットに従っている。

VC watch
シースルーバックから見えるトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ - コレクション・エクセレンス・プラチナは、手巻きのVC製Cal.3200を搭載し、60秒で回転する巨大なトゥールビヨンのみならず、最大45分の計測が可能なモノプッシャークロノグラフとパワーリザーブインジケーター(最大パワーリザーブは65時間)も提供する。290以上の部品で構成されたこのムーブメントは、ヴァシュロン・コンスタンタンによって自社生産され、権威あるジュネーブシールが刻印されている。

トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナは世界限定50本で、価格は要問い合わせである。

我々の考え
これは高額な値札が付けられているが、オーナーが可能な限り多くのプラチナを身につけられる、コレクター主導の限定50ピースとしては、それほど予想外ではない。もちろん、ヴァシュロン・コンスタンタンがフルプラチナのNATOに同じプラチナの糸を織り込まないという前提ではあるが。夢を見ることはできる。

VC watch
トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフはコレクターを中心とした作品として、プラチナ加工のための優れた場所のように感じられる。2020年に、この時計のピンクゴールドバージョンが発売されたときと同様、僕は大きくて美しいこのトゥールビヨンと、ヴァシュロン・コンスタンタンの手巻きモノプッシャークロノグラフという絶対的なフレックスのファンであり続けている。ヴァシュロン・コンスタンタンの新作を実際に目にしたら、また数日後に紹介しよう。

基本情報
ブランド: ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
モデル名: トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナ(Traditionnelle tourbillon chronograph Collection Excellence Platine)
型番: 5100T/000P-H041

直径: 42.5mm
厚さ: 11.7mm
ケース素材: プラチナ950
文字盤: サンドブラスト加工のプラチナ950
インデックス: アプライド
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブルーアリゲーターストラップ、、プラチナステッチ、プラチナ製バックル付属

ムーブメント情報
キャリバー: 3200
機能: 時・分・スモールセコンド(トゥールビヨンキャリッジ)、トゥールビヨン、モノプッシャークロノグラフ(45分積算計)、パワーリザーブインジケーター
直径: 32.8mm
厚さ: 6.7mm
パワーリザーブ: 約65時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 1万8000振動/時
石数: 39
追加情報: ジュネーブシール

価格 & 発売時期
価格: 4501万2000円(税込予価)
発売時期: 2024年4月、ヴァシュロン・コンスタンタンブティック限定
限定: あり、世界限定50本

チューダー 金無垢のブラックベイ 58 ブレスモデルは、

今後チューダーが、もう少し小振りな金無垢ダイバーズで驚かせてくれるのを、辛抱強く待つことにする。

Tudor BB58 gold
確かに私はチューダースーパーコピー 激安のファンとしては新参者である。実際、私が時計の世界に深く足を踏み入れる前に、このブランドについてどう思うかと聞かれていたら、おそらく“チューダーはいらない、ロレックスをちょうだい”と一蹴していただろう。そこにBB 54が現れた。これまで男性ファンのあいだで成功してきたブランドが、スタイルに妥協することなく、小さいサイズのツールウォッチをつくったのだ。その民主的なサイズとスポーティなプロファイルは、チューダーが現行カタログで並べていたものを頑なに拒んでいた、私の気持ちを解きほぐしてくれた。実際私は腰を上げ、真剣に関心を向けるようになった。もし真の歴史的プロポーションを持つブラックベイを製造できるのであれば、ブランドは間違いなく私やほかのチューダーファンが純粋に興味を持つような時計をつくるに違いない。

Tudor BB 58
昨日、時計の神様がYG製のダイバーズウォッチを届けてくれた(私がよく引き合いに出すイエローゴールドの37mmサブはまだ届けてくれない!)。完璧なサイズではないがかなり近かった。最初は躊躇した。グリーン文字盤とベゼル? それはありえない…誤解のないように言っておくと、ストラップをつけたグリーンが私に似合わないのだ。しかし、オールゴールドの3連リンクブレスレット(“T-fit”クラスプ付き)にすれば、貴金属スポーツウォッチのカテゴリーのなかでも話が変わってくる。

Tudor BB58 gold
チューダーが448万8000円(税込)で金無垢ダイバーズを製造するという、ごく当たり前に持つ疑問を回避せずに、論理を抜きにしてその黄金の輝きを素直に賞賛しよう。ゴールドはフルサテン仕上げされており、これはチューダー特有のゴールドに対する加工である。YGの時計は通常、ポリッシュ仕上げされ光沢を放つ。すべての金無垢製品はその輝きと存在感で、ほかのものよりも強く注目される。ただ18KのBB 58は落ち着いたイエローで、チューダーの顧客にとっては審美的に理にかなったゴールドである。“私はここにいる。賞賛してほしいが、あまり深く考えないで欲しい。私は控えめで柔軟だ”と主張するようなゴールドなのだ。

Tudor BB58 gold
最近ローズゴールドのロイヤル オークに惑わされたにも関わらず、YGへの愛着は揺るがない。この金無垢BBを試着したときは本当に興奮を覚えた。スペック上では、すべての項目が私に有利にチェックされていたので、きっと自分に合うのだろうと強く感じていた。結果、私が望むよりも少し大きかったが、それはYGのダイバーズウォッチだからであり、腕にはしっくりときた。すんなりとなじみ、自信を持って合うと感じた。お店で試着したセーターが、まるでその日の朝ワードローブから選んだかのように完璧だった。

この金無垢BB 58は、私が絶えず求めている頑丈なツールウォッチと美的完全性のあいだの甘美なバランスを提供している。決して完璧ではない。そして個人的なYGダイバーズウォッチというファンタジーでは、グリーンダイヤル&ベゼルを選ぶことはない。しかしこれはうまくいっているのだ。グリーンがゴールドに溶け込んだ、迷彩柄の貴金属時計である。豊かで温かみがあり、私の毎日のジュエリーローテーションと調和してくれる。

Tudor BB58 gold
しかしストラップ付きの時計はまた別の話だ。ストラップが付いた金無垢モデルは私には合わないので、その構成は断念する。なぜ華やかさを薄めてしまうのか? ブレスレットは時計全体のアイデンティティを変える。ジュエリーを身に着けるかのように時計をつけたいので、私はずっとブレスレットガールだ。この事実に私自身まったく抵抗がない。

はっきり言って、オールゴールドのBB 54が欲しいという当初の要求を撤回するつもりはないが、これからの数年間でチューダーから何が登場するか、その象徴としてBB 58を受け入れることにする。時計の神様が私の願いを叶えるその時まで、ここでじっと待つことにしよう。

39mm径のブラックベイ 58 18Kイエローゴールド製ブレスレットは“T-fit”クラスプ付き。サファイアクリスタルのシースルーバックのなかに、COSC認定のCal.MT5400(約70時間パワーリザーブ)を搭載。

トレダノ&チャンからB/1.2が登場

今回の第2弾リリースは、ブルータリズムにインスパイアされたデザインの中に、より柔らかな表情が感じられる仕上がりとなっている。

デザインデュオのフィル・トレダノ氏とアルフレッド・チャン氏が、この春、彼らの初作であるB/1の後継モデと名付けられた新作は、タヒチ産マザーオブパールの文字盤を採用し、新たにデザインされた非対称のサファイアクリスタルを通して、その美しさが際立つ仕上がりとなっている。

Toledano and Chan B/1.2
昨年、大胆なデザインとして話題を集めたB/1に続く新作B/1.2は、初作の単なる繰り返しではなく、同じアイデアを新しい形で表現したモデルだ。トレダノ氏はこう語る。「特にアーティストとして、同じことをまたやるのは意味がないと思っていす。それよりも新しい表現をしたかったんです」。デザインの観点から見ると、B/1のデザインをどこまで変えるべきか、そしてその変化が行き過ぎないようにするのは難しい課題だったという。既存のユーザーを引きつけつつ、進化を感じさせるにはどうすればいいのか? ブレスレットとケースの基本構造はほぼそのままだが、文字盤とクリスタルに手を加えたことで、時計全体が一段と洗練された印象に仕上げられている。

トレダノはミッドセンチュリーの無骨なコンクリート建築の憂鬱なイメージに魅了されるかもしれないが、ブルータリズムはその冷たさが特徴のデザインスタイルだ。そんな無機質なデザインに、宝石のように輝く巨大なサファイア風防を組み込むことで、直線的でアシンメトリーな美しさを保ちながら、マザーオブパールが持つ表情を柔らかく歪ませて屈折させた光が繊細に輝く。これによって、前作B/1のやや硬質な印象が和らぎ、より柔らかく洗練された雰囲気を生み出している。

時計のサファイアクリスタルのデザインを巧みに操る手法は、まさにグリマ(編集注:イギリスのジュエリーデザイナー)を彷彿とさせるものだ。トレダノ氏は、オメガのために手がけられたグリマのデザインや、1990年代にジェンタが自身のブランドで発表した多面体ダイヤルを大きなインスピレーションの源だと語っている。私自身は、1940年代のパテック フィリップの独特なクリスタルを思い出さずにはいられない。特にトップハット Ref.1450やアワーグラス Ref.1593のように、厚みのある曲線的な風防がケースの印象を一変させ、文字盤をわずかに歪ませるものだ。

とはいえ、トレダノ氏とチャン氏は独自のアイデンティティを持つ時計デザイナーだ。ジェンタやグリマといった巨匠たちの彫刻的なデザインから強い影響を受けつつも、B/1.2のデザインは彼ら自身の建築的な感性によるものでもある。トレダノ氏はこう語る。「ケースにはまだ手を加えられる余白があって、予想外のアプローチでデザインを続ける余地がありました。その空間はまるでビルの空中権のようなものです。そこに新しいデザインを築く余地が残されている、そんな感覚でした。」

Grima Elegance Watch
B/1.2のインスピレーションとなったのは、アンドリュー・グリマがオメガのためにデザインしたアバウト・タイムコレクションの18Kイエローゴールドウォッチだ。この口コミ第1位のルイヴィトンスーパーコピー 代引き専門店は、長方形のスモーキークォーツ越しに時刻を見るというユニークなデザインが特徴で、1970年に発表された。

B/1から引き継がれた角ばった時針と分針は、ケースの不規則でシャープな形状を反映したデザインとなっている。マーカーを持たない点からトレダノが「曖昧な時計("ish" watch)」とユーモアを交えて呼び続けるB/1.2では、クリスタルによって針がわずかに歪んで見える。彼は「針が特定の時間帯に屈折のちょっとしたニュアンスを加えるんです。それがとても素敵なんですよ」と語る。

文字盤の変更だけにとどまらないいくつかの改良により、価格はやや上がり5700ドル(約89万円)となる。この新作時計は、3月に注文受付および配送が開始される予定である。

我々の考え
2024年はデザイン主導の時計が大いに注目を集めた年だった。時計愛好家全体を代表して断言するつもりはないが、オークション会場、店舗、そしてソーシャルメディアの至るところで、個性的な形状を持つ時計が溢れていたのは間違いない。実際、B/1の発売からわずか2週間後には、オーデマ ピゲのリマスター02が登場し、1970年代を意識したシェイプウォッチのテーマを前面に押し出したモデルとなった。これについてトレダノは、「なんて素晴らしい賛辞だろう。オーデマ ピゲと同じ会話のなかで名前が挙がるだけでも光栄ですよ」とコメントしている。

Toledano and Chan B/1.2
時計批評はしばしば、傍観者たちが一方的に語るようなものに感じられることがある。しかし、何か新しいものを創り出すことが、見た目以上にはるかに困難であることを忘れてはならない。ブルータリズムを時計デザインに落とし込むという挑戦的なコンセプトは確かに大胆だが、既存の価値観に真っ向から向き合い、完全に新しいアイデアを私たちの手首に収まる形で具現化したその姿勢には称賛を送りたい。

もちろん、「完全に新しい」ものは存在しないかもしれない。しかし、個々の要素の組み合わせや、デザインの各層に込められた思考プロセス、そして1970年代のキッチュ、ブルータリズム、モダニズムといった芸術的な流れをミックスし、2025年の市場向けにパッケージ化したその成果には、少なくとも興奮を覚えずにはいられない。

2 Pieces Unique Toledano and Chan watches
B/1を用いた実験的な試みとして、2024年には2つのユニークなモデルがオークションで販売された。左:「B/1」――ケース、文字盤、ラグが主に隕石素材で作られた非対称デザインの腕時計。ストラップにはダチョウの脚の皮革が用いられている。スイス・インスティテュートの支援を目的とした一点物。右:「B/1」――銅を含むカーボンファイバーを素材とした非対称デザインの腕時計で、ブレスレット仕様。サザビーズのために制作されたユニークピース。

トレダノ氏も、私が感じているシェイプウォッチやストーンダイヤルが少し飽和状態になってきた感覚に共感するかもしれない(実際トレダノ氏自身も「ストーンダイヤルはオーバードーズ気味」と語っている)。しかし、逆張りの傾向を脇に置いておくとしても、製品が進化し、時間とともに良くなっていくのを見るのは満足感を覚えるものだ。

B/1.2は、今ではよりエレガントで洗練された印象を与える。これはまさに望まれるべき進化であり、いわゆる2作目のジンクスをうまく回避した好例と言えるだろう。デザインを変更し、改良し、調整し、形を整え、滑らかに仕上げ、全体を洗練させていくようなプロセスこそ、優れた第2作を形作る要素なのだ。B/1.2がそれを見事に実現したことに拍手を送りたい。

Toledano and Chan B/1.2 caseback
基本情報
ブランド: トレダノ&チャン(Toledano & Chan)
モデル名: B/1

直径: 33.5mm(横幅)
厚さ: 10.40 〜 9.10 mm厚(傾斜のかかったケース)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: タヒチ産マザーオブパール
インデックス: なし
夜光: なし
防水性能: 5気圧
ストラップ/ブレスレット: 一体型ブレスレット

追加情報: B/1はデストロウォッチ仕様(リューズが左側に向くように装着する時計)。

ムーブメント情報
キャリバー: セリタ SW100
機能: 時・分表示
パワーリザーブ: 42時間
巻き上げ方式: 自動巻き

価格 & 発売時期
価格: 5700ドル(約89万円)
発売時期: B/1.2は2025年3月に発売予定。
限定: 200本(予定)

クラシックなスタイルに似合う腕時計とは何か考えてみた。

サイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)氏をご存じだろうか? 彼はイギリスのキングストン大学でファッションデザインを学んだのち、さまざまなブランドでキャリアを積み、2022年にはジェームス・パーディ&サンズ(200年以上続く英国の名門ガンメーカー。アパレルはフィールドコートなどを展開)でクリエイティブディレクターに就任し、2023年にダンヒルの舵取りを担うに至った。

ホロウェイ氏の初仕事となった2024年秋冬のコレクションは果たして、これまでのダンヒルのなかでもとりわけ英国クラシックに強くオマージュを捧げたマスキュリンなものとなった。創業者のアルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)から130年以上にわたり受け継がれる卓越した英国のクラフトマンシップ、そしてその時々のトレンドに影響を与えてきた革新性に敬意を払ったルックはどれも、テーラリングを下地とした普遍的な魅力のなかにモダンなひねりが垣間見える。 

今冬のトラッド回帰の流れをつくったと言っても過言ではない、ホロウェイ氏のダンヒル。そのルックを前に合わせるべき腕時計を考えたとき、やはり同様に、深い歴史に根差した伝統と男性的なこだわりが同居する“タイムレス・ラグジュアリー”なものがよさそうだと感じた。華美に着飾らずとも、手元に確かな主張を感じさせるマリアージュをぜひ見ていって欲しい。

スタイル1:スリーピーススーツと、共地のチェスターフィールドコート

コート61万9300円、ジャケット37万6200円、ベスト14万1900円、パンツ12万5400円、シャツ8万5800円、タイ4万9500円、シューズ27万7200円/以上すべてダンヒル(ダンヒル ☎︎0800-000-0835)

ホロウェイ氏によるダンヒルのデビューコレクションがお披露目となった2024年2月16日。そのショーの先陣を切ったのが、このスリーピーススーツとコートのルックだった。英国らしい端正なテーラリングが光るスーツはシャークスキンで仕立てられており、2色の糸で斜面織りされていることによる独特な配列模様が佇まいに上品なアクセントを添えている。英国らしいカチッとした空気を感じさせる太めのピークドラペルは実に力強い印象だ。(写真には写っていないが)スラックスはクラシックなベルトレス仕様となっている。ノータックかつハイライズのシルエットをとっている点は、ホロウェイ氏による現代的なアレンジだろう。

口コミ第1位のジャガー・ルクルトスーパーコピー代引き専門店 レベルソ・トリビュート・クロノグラフ 607万2000円(税込)

このルックにおいて注目すべきポイントは、ダンヒルのアーカイブにインスパイアされたというスーツと共地のチェスターフィールドコートの存在だ。コートは軽量な素材を使用しつつ裏地も排しているものの、しっかりと打ち込まれた生地によりさっと羽織った際にも構築的なシルエットを描いてくれる。これによりスリーピースのスーツと“四位一体”であるかのような統一感が生まれており、さらにタイまで同色のグレーでまとめたことで洗練された雰囲気を演出している。

そんな端正な着こなしに合わせたのは、ダンヒルが次々に工房を建て、新商品の展開を精力的に行っていた黄金期である1930年代に生まれたジャガー・ルクルトのアイコン、レベルソだ。ジャガー・ルクルト自体は1833年よりジュウ渓谷に工房を構えるスイスのグランドメゾンだが、レベルソは「ポロの競技中につけられる時計が欲しい」とイギリス軍の将校がオーダーしたことに端を発するモデルである。その出自に英国とのつながりを持つからだろうか、ダンヒルの持つトラディショナルな空気にも馴染んでいるように見える。

その顔立ちこそオーセンティックだが、レクタンギュラーの時計というのはそのフォルムだけで着用者のこだわりが垣間見えるものだ。さらに、特徴的なゴドロン装飾によって古きよきアール・デコの薫りも纏っており、スポーツウォッチでありながら上質なエレガンスも漂う。また、表の顔こそ2針のシンプルなドレスウォッチだが、デュオやこのモデルの場合はひとたびリバースすればひと味違う華やかな装いも可能になる。一見コンサバティブながら、シーンに応じた印象の変化も楽しめるわけだ。伝統を継承しつつも単なるクラシックに収まらないこんな“ひねり”にも、ホロウェイ氏のダンヒルとのつながりを感じる。

スタイル2:ウールカシミヤ フランネル製のダブルブレスト ジャケットを主役としたスリーピーススタイル

ダブルジャケット35万9700円、ベスト13万5300円、パンツ12万1000円、ニット15万1800円、グローブ6万8420円、シューズ27万7200円/以上すべてダンヒル(ダンヒル ☎︎0800-000-0835)

ダンヒルの出自が自動車雑貨店にあることは有名な話だ。19世紀の末、いち早く自動車の需要を察知していたアルフレッド・ダンヒルが1893年に立ち上げたダンヒル モートリティーズがその起源と言われており、以降現在に至るまで“クルマ”はこのメゾンにおける重要な要素のひとつとなっている。そんなダンヒルのバックボーンに敬意を表し、軽やかな仕立てのウールカシミヤ製スリーピースにヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク・アメリカン 1921を合わせてみた。ヒストリークは1921年、自動車産業の急速な発展で活気にあふれていたアメリカ市場に向けてデザインされモデルである。手首に対して45度傾けられた文字盤は、クルマのハンドルを握ったままでも時刻を読み取れるようにと考案されたものだ。40mm×40mmというケースサイズは数字の上ではやや大きめに思えるかもしれないが、短くとられたラグのおかげか手首上での収まりもいい。

緩やかなカーブを描くクッションケース、日本人の肌に馴染むピンクゴールド、ギラつきを抑えたグレイン仕上げのダイヤルと、そのすべてが柔らかく起毛し、穏やかな光沢を返すウールカシミヤのアンダーステートメントなエレガンスにフィットする。すべてをブラックからグレーのモノトーンであつらえた着こなしのなかで品のいいアクセントとなりながら、決してスタイルの邪魔をしていない。

試しにドライビンググローブをつけてみると、グローブに干渉しないクッションケース、そして一般的な時計なら1時〜2時位置に配されたリューズのポジションがハンドルを握った際にいかに合理的であるかに気がつく。手首の上で確かな主張を放つその特異なデザインには、1世紀を超えた“用の美”が感じられる。

なお、サイモン・ホロウェイ氏はダンヒルのモータースポーツとのつながりにも深い敬意を表している。2024年の秋にはブランドがメインスポンサーを務めるRALY NIPPONとの継続的なパートナーシップを祝う、RALLY NIPPON 2024 CAPSULE COLLECTIONも手がけた。今年のラリーの参加者は彼のデザインによるコレクションを身につけ、ブランドのロゴをあしらったクラシックカーで日本の美しい風景を駆け抜けたという。もちろん今回のスタイリングは、ドライバー向けのものではない。しかし創業から続くモータースポーツのDNAは確かに継承されており、このスリーピースで見せたシンプルながら美しさが際立つテーラリング同様に、ダンヒルのデザインの根底にあるものだ。

ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク・アメリカン 1921 602万8000円(税込)

話を時計に戻すが、より控えめな顔立ちが好みならホワイトゴールドのモデルもヒストリークにはラインナップされている。ケース、ダイヤルともにシルバーカラーになるが、ブラックに仕上げられた針が全体を引き締めており、男らしさを担保している。より幅広いシーンでの着用を想定しているなら、こちらをすすめたい。もちろん、メゾンの豊かな歴史に根ざしたクラシックに変わりはない。

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