ヴァシュロン・コンスタンタンスーパーコピーがWatches & Wonders 上海 2023にて2サイズの「トラディショナル・マニュアルワインディング」を発表しました。これらのモデルは、ヴァシュロン・コンスタンタンが受け継いできたジュネーブの豊かな時計製造の伝統の本質的な特徴を保つ一方で、ピンクゴールドのケースと力強いコントラストを成すディープグリーンダイヤルを配し、その色の遊び心に現代的な感覚が息づいています。
メゾンのスタイル&ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニはこう説明します。「トラディショナル」コレクションは、ヴァシュロン・コンスタンタンの由緒正しい時計づくりにおける正当性を余すところなく体現しています。これらは歴史と伝統に深く根差し、機械の複雑さに関係なく、タイムレスな美観を反映する特別なデザインコードが備わるモデルです。この新しいダイヤルカラーによってヴァシュロン・コンスタンタンが追求しているのは、デザインのクラシカルなアプローチに現代的なヴィジョンを表現することです」
38mmのエレガンス
ピンクゴールドとグリーンのコンビネーションが美しい「トラディショナル・マニュアルワインディング」は、オートオルロジュリーの愛好家の手首にフィットするように直径38mmのサイズでデザインされています。18世紀以来の時計製造の伝統を忠実に受け継ぐこの新しい「トラディショナル」は、コレクションを特徴づけるあらゆるデザインコードを全て備えています。そのクラシカルな外観は、段差のある薄型のミドルケース、レイルウェイタイプのミニッツトラックを配したダイヤル、その上を滑るように回るドーフィン型の針などによって一目でわかります。一方で現代的な演出は、新しいサンバースト仕上げのグリーンダイヤルに見て取れます。ダイヤルは、わずかな腕の動きで微妙な輝きを放ち、さまざまな表情を生みます。
技術の点では、時計機構はこのモデルの美的デザインの引立て役を担っています。メゾンが選んだのは、自社製の手巻きキャリバー4400 ASです。約65時間のパワーリザーブが備わるムーブメントは、時と分表示、スモールセコンドによる秒表示を行います。その姿はサファイアクリスタルのケースバックから鑑賞でき、オートオルロジュリーの紛れもない特徴であるコート・ド・ジュネーブ模様が施されています。
目映く輝く33mm
「トラディショナル・マニュアルワインディング」に、直径33mmのピンクゴールドケースを用いるエレガントなモデルが登場しました。段差の付いた薄型ケース、レイルウェイタイプのミニッツトラック、ドーフィン型針を特徴とするこの美しく調和に満ちたモデルは、伝統的でクラシカルな時計製造のスタイルを称える一方で、絶妙なオリジナリティも併せ持っています。ベゼルにセットされた54個のラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの放つ輝きは、荘厳なサンバースト仕上げのグリーンダイヤルと見事にマッチしているのです。さらに輝きを強調するのがダイヤルカラーとトーンを合わせたアリゲーターレザーストラップです。
背後で時を刻むのは、約42時間のパワーリザーブが備わり、コート・ド・ジュネーブ模様の装飾が施された自社製の手巻きキャリバー1440です。
VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2023新作 エレガントなカラーとモダンなテイストクラシカルなデザインを現代的にアレンジ。ヴァシュロン・コンスタンタン「トラディショナル・マニュアルワインディング」
スタイル&ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニへのインタビュー
これはもちろんオリジナルカラーですが、モノクロームダイヤルについての実際の基本原理は何ですか? ヴァシュロン・コンスタンタンにおけるその背景についてお聞かせください。
ヴァシュロン・コンスタンタンのコレクションでモノクロームダイヤルを採用した最初の時計は19世紀に遡ります。当時の時計は、ケースにはふんだんに装飾が施されしていましたが、ダイヤルは、控え目でした。控え目とはいえ、時計のフェイスはすでに新しい装飾技法を表現する場として探求が進められていました。マットな表面に数字を植えたり、ダイヤル中央部にギヨシェ彫りを施したり、テクスチャーの効果を試みたりといった具合です。「トラディショナル」のサンバースト仕上げのモノクロームグリーンダイヤルもそうした伝統を受け継いでいますが、20世紀初頭に姿を現した超薄型時計を想起させるような、より現代的なアプローチを取り入れています。一見シンプルに見えるこのデザインは、私たちメゾンの重要な基盤のひとつである歴史的な観点と結び付いています。この新しい時計技術と美的デザインとの融合は、これらのモデルにタイムレスな感覚と純粋なクラシシズムを行き渡らせます。
例えば、モノクロームや場合によっては2トーンカラーのダイヤルを持つ「フィフティーシックス」コレクションではなく、「トラディショナル」コレクションが表現の場として選ばれた理由を教えてください。
「フィフティーシックス」コレクションは、ヴァシュロン・コンスタンタンの1956年製モデルに現代的な解釈を加えてみたいという願いに駆られて2018年に誕生しました。こうした思いを反映した「フィフティーシックス」は、ヴィンテージルックを放ち、そのダイヤルも当時スタンダードだったカラーに完全に同調するものでした。すなわちシルバートーンやブルー、あるいはチェスターフィールドのアームチェアのパティーヌ加工を思わせる絶妙なセピアなどです。「フィフティーシックス」コレクションの時計は41mmのトゥールビヨン搭載モデルを除いて、すべて直径40mmです。この点で、「トラディショナル」コレクションは、私たちがこの新しいモデルで提供するスタイリングの試みにはるかに適しています。つまり、30mmから42mmを展開するケースサイズのみならず、メゾンがこれまで女性用モデルにマザーオブパールやパステルカラーを採用していたダイヤルについてもそうです。この新しいサンバースト仕上げを施したグリーンの彩りによって、私たちはクラシックコレクションに新たな風を送り込み、それ自体に完璧に現代的なタッチをもたらしたのです。
このゴールドケースとダイヤモンドベゼルとの組み合わせは、「トラディショナル」コレクションにおいて他のダイヤルカラーにも展開されるのでしょうか?
ダイヤルカラーに対するヴァシュロン・コンスタンタンのアプローチは基本的にクラシックを守ることにあり、一貫して各コレクションを特徴づける精神に合わせています。とはいえ、最近では時計愛好家たちがよりカラフルで活気あふれるモデルを好む傾向にあることは明らかです。「トラディショナル」コレクシ ョンに加わったこの2つの新作は、メゾンがこうしたトレンドを完璧に把握し、そしてメゾンの美学に適合させる能力を備えていることを証明しています。そのため、メゾンのカラーバリエーションに他のダイヤルカラーが加わることは大いにありうるでしょう。しかし、あくまでもヴァシュロン・コンスタンタンのスタイルの時計づくりを特徴づける節度や気品の精神に即した色味です。
Traditionnelle manual-winding
トラディショナル・マニュアルワインディング
Ref:82172/000R-H008
ケース径:38.00mm
ケース厚:7.77mm
ケース素材:18K(5N)ピンクゴールド
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ディープグリーンのミシシッピアリゲーターレザー、カーフレザーによるライナー、先端にステッチ、スクエア・スケール、18K(5N)ピンクゴールド製クラスプ
スーパーコピー 代引きムーブメント:自動巻き、Cal.4400 AS(自社開発・製造)、約65時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、21石、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、サンバースト仕上げのディープグリーンダイヤル、18K(5N)ピンクゴールド製アプライド・アワーマーカーと針、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
予価:3,388,000円(税込)