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ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショネル パーペチュエルカレンダー ウルトラスリム — 厚み7.5mmの永久カレンダー、その“究極の薄さ”はどう実現された?

ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショネル パーペチュエルカレンダー ウルトラスリム — 厚み7.5mmの永久カレンダー、その“究極の薄さ”はどう実現された?

「複雑機構=厚くて重い?」——その常識を覆すのが、2025年に登場した「トラディショネル パーペチュエルカレンダー ウルトラスリム」(Ref.1120P/000P-B643)です。ケース厚みわずか7.5mmながら、閏年を含む日付・曜日・月・ムーンフェイズを自動補正する完全永久カレンダーを搭載。果たして、ヴァシュロン・コンスタンタンは、どうやって“複雑を極めて、薄さに還る”という至難の業を成し遂げたのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. なぜ7.5mmが“驚異的”なのか?

A. 永久カレンダーモデルとしては、世界最薄クラスの記録だからです。
ブランド モデル 厚み
ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショネル QP ウルトラスリム 7.5mm

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム QP 7.76mm

パテック・フィリップスーパーコピー時計 5327R 9.95mm

ロレックス デイトジャスト パーペチュアル 約12mm

💡 注目点:「0.26mmの差でも、内部設計は天と地の違い」——これはマニュファクチュール技術の結晶です。

Q. “薄さの秘密”はどこにある?

A. 伝説の超薄型キャリバー「Cal.1120」をベースに、永久カレンダーモジュールを“一体化”した点にあります。

① 歴史的ベースムーブメント:Cal.1120
1968年開発、厚み2.45mmの自動巻き
オーデマピゲやパテック・フィリップもOEM採用(例:AP Royal Oak Ref.5402)
特徴:マイクロローター(偏心小型ローター)→ 全面ギョーシェ彫り可能

② 永久カレンダーモジュールの“ゼロ積層化”
従来:ベース+上乗せ → 厚み増加
本作:モジュール部品をCal.1120の隙間に埋め込み → 段差ほぼゼロ
特許技術:“インターラミネートギアシステム” → 歯車を水平方向に分散配置

③ ケースとの完全調和
ケース内径とムーブメント径のギャップ:0.1mm未満
バックルも超低背設計 → 着け心地を犠牲にしない

📌 注目点:「1968年の遺産を、2025年の技術で蘇らせた」——これがヴァシュロン流の革新です。

Q. デザインと素材のこだわりは?

A. “控えめなラグジュアリー”を体現する、950プラチナ仕様です。

ケース:
41mm径 × 7.5mm厚 → 現代的サイズながら極薄
950プラチナ → 高密度で傷に強く、経年変化が美しい
ダイヤル:
シルバーオパリン(乳白色)→ 温かみのある光沢
アプライドインデックス:18Kプラチナ製、細身でエレガント
ムーンフェイズ:青色真珠母貝+金製星
裏蓋:
サファイアクリスタル → 手彫りギョーシェのCal.1120QPを鑑賞可能

💡 魅力:「複雑機構なのに、見た目はクラシック正装表」——これが真の上級者向けデザインです。

Q. 機械的性能は?

A. 自社基準でCOSCを上回る精度と、70時間の動力貯蔵を実現。

キャリバー:Cal.1120 QP
振動数:19,800 vph(2.75Hz)→ 低振動で長寿命
動力貯蔵:70時間(約3日間)
精度:日差-1/+2秒(自社基準、COSCの-4/+6秒より厳しい)

📌 注目点:「薄さを追求しながら、動力貯蔵を犠牲にしていない」——バランスの妙です。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「永久カレンダーが欲しいが、ゴツいデザインはNG」と考える上級ビジネスパーソン
「技術的革新よりも、“静かな完成度”に価値を見出す」成熟コレクター
「プラチナケース+超薄型+複雑機構」を一度に手に入れたい方

このトラディショネル パーペチュエルカレンダー ウルトラスリムは、
“複雑を極めて、シンプルに還る”ヴァシュロン哲学の到達点です。

Q. 価格と入手方法は?

国内公価:非公表(推定1,800万~2,000万円)
入手方法:
ヴァシュロン・コンスタンタン公式ブティック(銀座、大阪)
正規ディーラー(GINZA TANAKA、大黒屋 LUCIDO)
要予約・要審査(高額モデルのため)

📌 注目点:「世界最薄クラスの永久カレンダーを、プラチナで所有できるのは、ごく限られた層のみ」。

ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショネル パーペチュエルカレンダー ウルトラスリムは、
“技術は見えず、美しさだけが残る”——そんな2025年の至高の選択肢です。

カルティエ タンク ルイ・カルティエ XL — “伝説の角”が現代に復活、“ラージケース”で再定義されたクラシック

カルティエ タンク ルイ・カルティエ XL — “伝説の角”が現代に復活、“ラージケース”で再定義されたクラシック

「タンク=小ぶりでレトロ?」——その固定観念を覆すのが、2025年2月に登場した「タンク ルイ・カルティエ XL」(Ref.WSTA0064)です。ケースサイズを従来比で約20%拡大し、現代的比率と快適性を実現。にもかかわらず、1922年のオリジナル設計を忠実に再現した“黄金比の角”と“ブルー剣先針”を継承。果たして、なぜこのモデルが“新世代のタンク”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. なぜ今、“XLサイズ”のタンクが登場した?

A. 「現代の腕周りとライフスタイルに対応するため、カルティエスーパーコピーブランドが70年ぶりに基本比率を見直した」からです。

歴史的背景:
タンク初号機(1917年):26×33mm(当時は大ぶり)
1970–2010年代:24×31mm~27×34mmが主流
2020年代:平均腕周りが増加+スーツ袖口の広がりに対応
2025年XLのサイズ:
29.6×41.0mm(厚み6.6mm)
ラグ幅:20mm → 現代ストラップとの相性◎
重要なポイント:
> 「単なる拡大ではなく、黄金比(1:1.38)を維持した“比例拡大”」

💡 注目点:「見た目は懐かしく、装着感は現代的」——これがXLの本質です。

Q. デザインの“変わらぬ3つのDNA”とは?

① “角”のプロポーション
ケース上下の突出した角(horns)は、1922年ルイ・カルティエ設計のまま
機能的役割:ストラップ取り付け部の強度確保

② ブルー剣先針(Bleu de Cartier)
高温焼入れによる深みのある青色
時針・分針ともに手作業で仕上げ

③ ローマ数字ダイヤル
手書き風フォント → 機械的でない温かみ
7時位置の“VII”が斜体 → オリジナルからの伝統

📌 注目点:「サイズが変わっても、10メートル離れて“カルティエ”と分かる」——それがタンクのアイデンティティです。

Q. 機械的性能は?

A. 自社開発 手巻き Cal.430 MC を搭載し、クラシック美と現代精度を両立。

主な仕様:
振動数:21,600 vph(3Hz)
動力貯蔵:42時間
精度:日差-2/+4秒(自社基準)
特徴:
サファイアケースバック → ムーブメントのギョーシェ彫りを鑑賞可能
薄型設計(6.6mm)→ スーツの袖口にすっきり収まる

💡 魅力:「複雑機構ゼロでも、存在感MAX」——これがカルティエ流のラグジュアリーです。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「タンクは好きだが、小さすぎて現代服に合わないと感じていた」方
「ブランドロゴを見せずに、“わかる人には伝わる”時計が欲しい」と考える方
「結婚・昇進・還暦など、節目に相応しい“一生モノの正装表”を探している」方

このタンク ルイ・カルティエ XLは、“過去の遺産”ではなく、“未来へのクラシック”として設計されています。

Q. 価格と入手方法は?

国内公価:990,000円(税込)
比較対象:
従来サイズ(WSTA0051):880,000円
→ XLは11万円高だが、ケース素材・ムーブメント共通のため、コストパフォーマンスは良好
入手先:
カルティエ公式ブティック(銀座、大阪、福岡など)
大手百貨店(伊勢丹新宿本店、高島屋日本橋)
正規オンラインストア(カルティエ公式サイト)

注目点:「99万円で“世界が認めるデザイン遺産”が手に入る」のは、カルティエだけ。

カルティエ タンク ルイ・カルティエ XLは、
「時代が変わっても、変わらない美しさがある」ことを証明する、2025年の傑作です。
あなたの手首に、100年の時を超えた角を。

進化する女性向けダイバーズウォッチ、2026年おすすめ3選は?

進化する女性向けダイバーズウォッチ、2026年おすすめ3選は?

「本格的な性能を持ちながら、美しさと快適性を兼ね備えた女性向けダイバーズウォッチはあるのか?」

答えはイエスだ。

2026年現在、スーパーコピー 時計ブランパン・シャネル・ユリス・ナルダンの3ブランドが、
300m防水、自社ムーブメント、独自の美学を融合した“進階モデル”を提供している。
これらは“小型化された男表”ではなく、“女性のための真のプロフェッショナルダイバー”だ。

■ ① ブランパン フィフティファゾムス 5007-12B44R-NAFA —— 真珠母貝の深海

- 価格:¥135,500(中国公定)→ 約300万円
- ケース:38.2mm × 12mm、チタン(超軽量)
- 特徴:
- ピンクグラデーション真珠母貝ダイヤル
- ピンクサファイア製回転ベゼル
- 指針・インデックスにピンク夜光
- ピンク×ホワイト帆布ストラップ
- 性能:
- Cal. 1153(自動巻き、100時間パワーリザーブ)
- 300m防水+ISO 6425認証

💬 「これは“可愛らしさ”ではなく、“深海の神秘を纏う”一本」

■ ② シャネル J12 BLEU H9657 —— セラミックの青い波

- 価格:¥100,800 → 約224万円
- ケース:33mm × 12.94mm、ブルー精密セラミック+ステンレス
- 特徴:
- 12個のダイヤモンドインデックス
- ブルー粒子仕上げダイヤル+軌道式分目盛り
- 夜光付き針(実用性確保)
- 性能:
- Calibre 12.2(自動巻き、50時間、COSC認証)
- 200m防水

💬 「J12 BLEUは、スポーティでありながら、シャネルらしいエレガンスを失わない」

■ ③ ユリス・ナルダン ダイバー コラルリーフ 8163-182B1LE-9A-ATOLL/3A —— 海底の宝石箱

- 価格:¥128,100 → 約284万円
- ケース:39mm × 11mm、再生精鋼(80%使用)
- 特徴:
- シリコン孔雀石製ダイヤル(天然石の唯一無二の紋様)
- 単方向回転ベゼルに40石ダイヤモンド
- 11個のダイヤモンドインデックス+6時日付表示
- 性能:
- UN-816(自動巻き、42時間、シリコン脱進機)
- 300m防水

💬 「これは“ダイバー”というより、“海の芸術品”——でも性能は本物」

■ 編集部コメント:女性のための“選択肢”が広がった時代

「かつて女性向けダイバーは、“小さく・軽く・装飾的”が条件だった。
だが2026年、これらのモデルは、
性能では男表に劣らず、美しさでは独自の領域を築いている。

女性が求めるのは“妥協”ではなく、“同等の信頼”と“自分らしい表現”——
この3本は、その両方を叶える稀有な存在だ。」

本当に“買える”超薄腕時計はあるのか?2026年、おすすめ3選

本当に“買える”超薄腕時計はあるのか?2026年、おすすめ3選

スーパーコピー超薄時計は高価で手が届かない——そんな常識を覆すモデルはあるのか?」

答えはイエスだ。

2026年現在、ジャガー・ルクルト・ショパール・ベレンスの3ブランドが、
7.9mm以下の厚さでありながら、実用性・快適性・価格のバランスを極めたモデルを提供している。
これらは“コレクターズアイテム”ではなく、“毎日着けられる超薄ウォッチ”だ。

■ ① ジャガー・ルクルト 超薄マスター Q1238480 —— 究極のバランス

- 価格:約79万円(中国公定換算)
- 厚さ:7.89mm
- サイズ:39mm(精鋼)
- 特徴:
- ブルーグレーダイヤル+太陽放射紋
- Cal. 899(自動巻き、38時間パワーリザーブ)
- 50m防水(日常使用に十分)
- 装着感:スーツ袖にも収まり、重さを感じない

💬 「これは“薄い”だけでなく、“ジャガー・ルクルトらしい上品さ”を備えた一本」

■ ② ショパール L.U.C XPS 168629-3001 —— スイスの静謐な美

- 価格:約98万円
- 厚さ:7.2mm(同クラス最薄レベル)
- サイズ:40mm(Lucent Steel™精鋼)
- 特徴:
- 森緑色ダイヤル+PVD処理旭日紋
- L.U.C 96.12-L(COSC認証、65時間パワーリザーブ)
- 6時位置小秒針(表盤に深みを加える)
- 仕上げ:ケース全面に高度ポリッシュ+側面サテンブラシ

💬 「静かな高級感と、確かな機械的信頼性——これがL.U.Cの真骨頂」

■ ③ ベレンス 創想家 BHR030 惊鸿之笏 —— 国産の驚異

- 価格:約59.8万円(最も手が届きやすい)
- 厚さ:5.2mm(3本中最薄)
- サイズ:42.6×38.6mm(弧形ケース)
- 特徴:
- SPSCFカーボンファイバー製(重量わずか11g)
- BM02手巻きムーブメント(38時間、自社開発)
- 三アーム無カ度式擺輪+自社避震器
- 装着感:“笏(しゃく)のように手首にフィット

💬 「国産ブランドが、素材・機構・デザインで世界に挑んだ自信作」

■ 編集部コメント:超薄とは“技術の見せびらかし”ではない

「超薄時計の価値は、“何mmか”ではなく、“どれだけ快適に使えるか”で決まる。

この3本は、
- ジャガー・ルクルト:伝統と完成度
- ショパール:スイスの精密美学
- ベレンス:国産の革新力

それぞれが異なる哲学で、“薄さと実用の両立”を証明している。

2026年、超薄時計はもう“夢の領域”ではない——
誰もが手に取れる現実になったのだ。」

新シリーズ“THE URBAN SCOUT”のソーラークロノグラフモデル。

ヴィンテージミリタリーウオッチからインスパイアされ、それを現代に再解釈したデザインが特徴だ。

セイコーエプソンが開発した日本製のソーラームーヴメントを採用し、フル充電された状態では、最大で5カ月間の電力を蓄えられる。6時位置付近に表示されるインジケーターで、充電状態を簡単に確認できるのロレックススーパーコピーもポイントだ。

【画像】仕様違いで4種厳選、セイコーエプソン製ムーヴメント搭載、“MUS ソーラークロノ”を見比べる
“MAVEN(マベン)”は、都会と自然をテーマとして、ミニマルでありながら個性を備えた時計を展開している香港発祥の時計ブランドだ。国際的なデザインコンペティション“レッドドットデザイン賞”からデザイン賞を受賞した実績をもち、そのデザイン性の高さが世界的に高い支持を集めている。

今回クローズアップした“ザ・アーバンスカウト”は、1960年代〜70年代のヴィンテージミリタリーウオッチからインスパイアされた新シリーズ。

往年のミリタリーウオッチを現代風に再解釈したデザインが特徴となっており、文字盤、ケースにミリタリーのエッセンスを取り入れつつ、どんな装いにもマッチするクリーンでミニマルなデザインに仕上げられている。

MUS-SOLAR-CHRONO_dial
6時位置のスモールセコンドは、パワーリザーブインジケーターとしての機能を備える。4時位置のプッシュボタンを長押しするとオレンジにマーキングされた部分を針が示し、パワーリザーブの残量を大まかに把握できる。

“MUS ソーラークロノ”は、セイコーエプソン製のソーラームーヴメントを搭載したクロノグラフモデルだ。文字盤には三つのサブダイアル(3時位置に24時間計、6時位置にスモールセコンド、9時位置に30分積算計)がレイアウトされ、ミニマルなデザインに計測機器を思わせるメカニカルな雰囲気をプラス。

5秒刻みにドットを配したレイルウェイインデックスの三角マーカー、秒針、サブダイアルに差し色を取り入れて、クロノグラフ王道スタイルにカジュアルなアクセントを加えている。

MUS-SOLAR-CHRONO_case
耐傷性に優れ、透明度の高いサファイアクリスタル風防、ネジ込み式リューズを採用し100m防水を確保。軍用時計で採用されることの多い、サンドブラスト仕上げを施したステンレススチールケースが存在感を主張する。

メカニカルな文字盤に加えて、サンドブラスト加工のステンレススチールも印象的だ。ベゼルのないシンプルなオーバル型のフォルムは、70年代から80年代の軍用時計を思わせるもので、一般的な時計とは逆に、ケース表面に逆テーパーの造形を採用。湾曲したケースが陰影を生み出し、シンプルでありつつ、個性を備えたデザインに仕上げられている。

デザイン性の高さはもちろん、最大5カ月分のパワーリザーブを備えたソーラームーヴメント、100m防水など、デイリーユースに最適な実用性を備えているのも大きな魅力。この秋冬の即戦力として、ぜひチェックしておきたい。

ジュエリーコレクション“ロンジン プリマルナ”から、ホリデーシーズンの手元を彩る新作セレクションを発表した。

刷新された2025年の新生コレクションは、月の満ち欠けへのオマージュを継承しながら、美的・技術的両面で進化を遂げた。ジュエリーのような存在感を放つモデルが並び、ペアウオッチにも自分へのご褒美にも適した幅広いバリエーションを揃える。

まず、30mmのクォーツモデルは、光が差すたび繊細に煌めくミントブルーとラベンダーモーブのサンレイ文字盤が特徴。15粒のダイヤモンドインデックスが可憐な表情を添え、スーパーコピー 時計一体型ブレスレットと滑らかなケースラインにも注目だ。

シーズンの雰囲気を纏うサンレイシルバーやマザー・オブ・パールモデルなど全モデルが揃い、クォーツキャリバー“L257.2”を搭載。販売価格は、20万2400円〜27万8300円だ。

LONGINES(ロンジン)ロンジン プリマルナ
■Ref.L8.126.4.97.6。SS(34mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.L899.5)。49万600円

ムーンフェイズ搭載の34mm自動巻きモデルは、伝統的なクロワゾネの技法を思わせる立体的なアワーリングと、ブルーまたはグリーンのマザー・オブ・パールが神秘的な深みを演出す。内部には、ロンジン エクスクルーシブキャリバー“L899.5”を備え、約72時間のパワーリザーブと安定した精度を保つ。

マザー・オブ・パールに配されたダイヤモンドと、サファイアクリスタルの透明感が調和し、月のエッセンスを細部にまで宿す独自の美しさが際立ち、腕元を見るたび気持ちを満たすロマンティックな一本に仕上がっている。こちらの販売価格は、49万600円だ。

そして、タイムレスな3針モデルは、シリコン製ヒゲゼンマイを採用したキャリバー”L888.5”を搭載。約72時間のパワーリザーブを備え、時計本来の価値である視認性と品格を端正に表現し、どんなスタイリングにも溶け込む高い汎用性を持つ。

また、サンレイシルバーやマザー・オブ・パール、バイマテリアルなど多彩な文字盤がラインナップ。バランスの良い34mmケースを採用するほか、ダイヤモンドベゼル仕様では一段とジュエリー感が際立つ華やかな佇まいとなっている。なお、販売価格は33万円〜77万7700円となる。

ブレスレットはいずれも操作性の高いプッシュピース式開閉システムを備えたフォールディングクラスプを採用し、ステンレススチールまたはアリゲーターベルトと組み合わせることで、オン・オフ問わず自在に楽しめる仕上がりである。

カルティエ プリヴェに加わったタンクの始祖であるタンク ノルマルほど、神話的なモデルはない。

毎年、カルティエファンは、メゾンの最も歴史的かつ“神話的”モデルを集めた“コレクターズアイテムの中のコレクターズアイテム”と当ブランドが呼ぶ限定コレクション、カルティエ プリヴェ(Cartier Privé)の最新作が発表されるのを期待している。そして、今回カルティエ プリヴェに加わったタンクの始祖であるタンク ノルマルほど、神話的なモデルはない。

The Cartier Tank Normale watch in yellow gold
Ryan Hopkinson © Cartier

The Cartier Tank Normale watch in platinum
Ryan Hopkinson © Cartier

1917年にルイ・カルティエスーパーコピー優良サイトがデザインし、1919年に発売されたタンクは、第一次世界大戦の塹壕戦で活躍したルノー型戦車の俯瞰図からヒントを得ている。時計製造史において最も象徴的なデザインのひとつとしては残酷な(文字通り)インスピレーションではあるが、カルティエがその後、多くのバリエーションのタンクを発表するきっかけとなったのは言うに及ばない。

 長い沈黙の末に、タンク ノルマルは、クラッシュ、タンク サントレ、トノー、タンク アシメトリック、クロシュ、タンク シノワーズとともに、カルティエの過去と現在のギャップを埋める他のバリエーション(そして他のアイコニックな時計)として加わることができたのは、至極当然に思われる。

 この復刻版タンク ノルマルは、1917年に発表された初代タンク ノルマルの象徴的な特徴を数多く備えており、同じプロポーションと面取りが施されたサファイアクリスタル、内側のレイルウェイ ミニッツトラックとVII数字の中に誕生年である“1917”が隠された美しいローマンダイヤル、ポリッシュされた面取りとは対照的なサテン仕上げのケースと“ブランカード(フランス語で“担架”を意味し、タンクのケース側面が担架のハンドルに似ていることからその名がついた)”スタイルなどが受け継がれている。

 そのプロポーションは、初代の縦29.6mm×横23mmから、より現代的な32.6mm×25.7mmにサイズアップされている。YGのタンク ノルマルにはリューズにブルーサファイアのカボションとブラウンのアリゲーターストラップが、Ptにはルビーカボションとブラックのアリゲーターストラップが付属する。それぞれ200本の限定生産となる。しかし、それだけではないのだ。

The Tank Normale Skeleton in yellow gold
Ryan Hopkinson © Cartier

The Tank Normale Skeleton in platinum
Ryan Hopkinson © Cartier

 この時計を現代に蘇らせるため、カルティエはYGとPtのタンク ノルマルを各50本追加生産するそうだ。この2モデルは、カルティエが得意とするスケルトンムーブメントを搭載し、24時間ムーブメントのブリッジに同色のアクセントが施されている。そう、このモデルに関しては、長針が通常通り1時間に1回転するのに対して時針は24時間かけてダイヤルを1回転するのだ。

 さらに混乱するのは、12時(正午)が一番上にあることだ(一般的な24時間ダイヤルが0時から始まるのとは対照的だ)。ダイヤル上半分には太陽を象ったブリッジ、下半分には三日月を象ったブリッジがあしらわれている。

 さらに、それでも足りないということなら、ダイヤモンドをセットしたPtモデルのスケルトン仕様のノーマルも20本発表されている。なんてワイルドなんだ。

The Cartier Normale in platinum and yellow gold on bracelets
Ryan Hopkinson © Cartier

 そしてカルティエ プリヴェ コレクションでは初めて、YGとPtのタンク ノルマルが、それぞれ限定100本で、同素材のブレスレットで登場する。ヴィンテージ・カルティエのコレクターや愛好家はしばしば、これをヒストリカルコレクションの極北と見なしている。サテン仕上げのケースは、サテン仕上げのブレスレットまで続き、完全に一体化することなく、ほぼシームレスに見えるようデザイン上の配慮がなされた。

我々の考え
 このリリースで、今年のWatches & Wondersの取材はもう終わりといってもいいかもしれない。もちろん冗談だが、半ば本気だ。このリリースは、私がカルティエに期待していたものであり、カルティエは見事その期待に応えてくれたからだ。

The Cartier Privé Normale in yellow gold
Antoine Pividori © Cartier

The Cartier Privé Normale with diamonds
Antoine Pividori © Cartier

 かつてのタンク ノルマルは、発売から2年間しか生産されなかったため、長いあいだ眠れる存在だった。そして、より男性的なサイズ感を持つタンク サントレや大胆なデザインであるクラッシュは、コレクターの憧れの的となったが、タンク ノルマルは、そのすべての始祖として称賛に値する存在だ。多くの時計コレクターが、カルティエがタンクコレクションを締めくくるためにタンク ノルマルを復刻することを待ち望んでいたのを私は知っているが、彼らが失望することはないだろう。

 カルティエはディテールにこだわるメゾンである。サテン仕上げのブランカードや傾斜状のシェイプにカットされた風防などの採用を、発表以来、私が話をした時計コレクターたちはすぐに気に入ったようだ。スケルトン仕様は、それ自体は突飛なものではなかったが、24時間コンプリケーション(上下反転)は、間違いなく驚きだった。

 1940年代のタンク ノルマルの“エペ(epée)針”ではなく、初代を彷彿とさせる“ブレゲ”針を採用して欲しかったと思わなくはない。しかし、その程度のことは、この作品のデザインを実に高めているブレスレットに比べれば、はるかに重要なことではない。

The Cartier Privé Normale platinum on bracelet
Ryan Hopkinson © Cartier

 私はカルティエのブレスレットマニアだ。1920年代以降のカルティエのブレスレットの発展を理解するために、何日もかけて研究し、勉強してきた。このスタイルのブレスレットを備えたPtのタンクは、濫用を承知でいうと、私のグレイル(宝物)だ。

 歴史の講義は別の機会に譲るとして、カルティエがついにブレスレット仕様のカルティエ プリヴェを発表し、しかも1920年代の“ア・マイヨン(à maillons)”ブレスレットを完全に模倣したものを発表したことに拍手を送りたい。あとは、778万8000円(Pt)の価格だけが、私の夢の時計と私のあいだを隔つだけである。

基本情報
ブランド:カルティエ
モデル:カルティエ プリヴェ タンク ノルマル

直径:32.6mm×25.7mm(レザーストラップ仕様)、35.2mm×27.8mm(スケルトン仕様)、32.6mm×25.7mm(ブレスレット仕様)
厚み:6.85mm(標準・ブレスレット仕様)、8.15mm(スケルトン仕様)
ケース素材:18KYG、Pt950/1000
ダイヤルカラー:サテン仕上げのグレー文字盤(標準・ブレスレット仕様)、サテン仕上げとダークグレーギヨシェ仕上げ(Pt、YGスケルトン仕様)、サテン仕上げとハンマードダイヤモンドような仕上がり(Ptxダイヤモンド仕様)
インデックス:ローマ数字
防水性能:非防水
ストラップ/ブレスレット:ブラックまたはブラウンのアリゲーターストラップ(標準仕様)、18KYGまたはPt製ブレスレット(ブレスレット仕様)、交換可能なセミマット交換可能なグレーとボルドーのアリゲーターストラップ(Ptスケルトン仕様)、交換可能なブラウンとグリーンのアリゲーターストラップ(Ptスケルトン仕様)、交換可能なブルーとダークブルーのアリゲーターストラップ(Ptxダイヤモンド仕様)

The skeleton Tank Normale
Ryan Hopkinson © Cartier

ムーブメント情報
キャリバー:Cal.070(標準、ブレスレット仕様)、Cal.9628 MC(スケルトン仕様)
機能:時、分(標準、ブレスレット仕様)、時、分、24時間デイ/ナイト表示(スケルトン仕様)
直径:15.29mm(標準、ブレスレット仕様)、22.38mm
厚み:2.15mm(標準、ブレスレット仕様)、3.9mm(スケルトン仕様)
パワーリザーブ:38時間(標準、ブレスレット仕様)、36時間(スケルトン仕様)
巻き上げ方式:手巻き
振動数:2万5200振動/時(標準、ブレスレット仕様)、2万1600振動/時(スケルトン仕様)
石数:情報あり次第アップデート

価格&発売時期
価格:ストラップモデル 506万8800円(Pt)、451万4400円(YG)、ブレスレットモデル 778万8000円(Pt)、679万8000円(YG)、スケルトンモデル 1168万2000円(Pt)、1036万2000円(YG)、ダイヤセットモデル 1557万6000円(すべて税込予価)
発売時期:今春予定
限定モデル:ストラップモデルは各200本。ブレスレットモデルは各100本。スケルトンモデルは各50本。ダイヤセットモデルは20本。

チューダー ブラックベイに新生バーガンディベゼルが登場。

ル・ロックルに構えるチューダーの新しいマニュファクチュールから、フルボディのワインレッドベゼルを持つブラックベイが登場した。この時計は防水性、パワーリザーブ、耐磁性、精度のテストを経て、METASマスタークロノメーター認定を受けている。これはチューダーが将来的に、全ラインナップをMETAS化する計画であることを示唆している。

チューダー ブラックベイ バーガンディベゼルの3機種
この時計は、チューダースーパーコピー代引きのマニュファクチュールキャリバーMT5602-Uを搭載しており、特に“ウィークエンドプルーフ”(約70時間であれば、巻き上げをせずに時計を外さなくていいこと)を実現したスグレものだ(以前から自社製ムーブメントにあったものだが、やはりあるとうれしい)。また非磁性ヒゲゼンマイの採用により、日差5秒以内の精度で時を刻んでいく。

2012年に初代ブラックベイがバーガンディベゼルで発売され、それは2015年に復活を果たしている。そして今、この時計は、バーガンディベゼルに美しいブラックの文字盤、スティールケース、そして少し手が加えられたユニークな針で、かつての赤のルーツに立ち返った。初代のBBより薄くなったとはいえ、ドーム型サファイアクリスタル風防を用いているため41mmと、少し大き目だ。また、チューダーローズをあしらったねじ込み式リューズのデザインも一新している。ブレスレットにはサテン仕上げの3連リンクのSSブレスレット、またはサテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせた、5連の楕円形リンクを持つSSブレスレットのいずれかから選択が可能だ。ブレスレットが不要な方の場合は、ラバーストラップのオプションもある。3つの機種すべてには、マイクロアジャストが簡単にできる、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプをセットしている。

我々の考え
カラーは多ければ多いほどいい! このような美しいブレスレットに、この豊かな色合いのレッドが戻ってきたことに興奮を覚えている。当初の思いが成就した感じだ。スノーフレーク針とインデックスに配された夜光がより一層際立って見えて、2012年の時計よりもバランスが取れているようにも感じるのだがそれはまた別の話で、少し微妙なところだ。

チューダー ブラックベイ バーガンディベゼル、5連リンクブレスのイメージカット
METAS認証はエキサイティングで、かなり印象に残るだろう。新しいマニュファクチュール、そしてこの新たなMETAS認証は、チューダーにとって大きな意味を持つものであり、そしてブランドとしての真の実力を同時に示している。また耐磁性や200m防水もダントツに刺さるが、特にラバーストラップの“T-fit”は使い勝手がいいと感じている。そして60万円以下で、一流のスポーティな時計づくりというきれいなパッケージを手に入れることができるのだから、文句のつけようがないのである。

基本情報
ブランド: チューダー(Tudor)
モデル名: ブラックベイ(Black Bay)
型番: M7941A1A0RU-0001(3連リンクのSSブレスレット)、-0002(ラバーストラップ)、-0003(5連リンクのSSブレスレット)

直径: 41mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: アプライド
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: 3連リンクのSSブレスレット、5連リンクのSSブレスレット、ラバーストラップ。いずれも“T-fit”クイックアジャストクラスプが付属

チューダー ブラックベイ バーガンディベゼル3機種の正面カット
ムーブメント情報
キャリバー: MT5602-U
機能: 時・分・秒
直径: 31.88mm
厚み: 6.5mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き、両方向回転ローター
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
クロノメーター: COSCとMETAS認定

チューダー ブラックベイ バーガンディベゼルのリストショット
価格 & 発売時期
価格: 5連リンクSSブレスは57万2000円(税込)、3連リンクSSブレスは55万8800円(税込)、ラバーストラップは53万1300円。すべて税込

カルティエの現代における最高傑作のひとつであるトーチュの25周年(そして復活)を記念して、

今年のカルティエのテーマはずばり、“Turtles all the way down”だ(ヒンドゥー教と中国語で“世界を背負う亀”を意味するだけでなく、ブルックリンにある私のお気に入りのバーの名前でもある)。カルティエは新作としてトーチュ以外にもさまざまなモデルを発表したが、同モデルが今回のWatches and Wondersにおけるカルティエ プリヴェの目玉であったことは間違いない。トニー・トレイナはこのモデルのリリースを読む価値のある素晴らしい記事に仕立ててくれたが、私はオリジナル……、いや、25年前のCPCPではなく本当の意味でのオリジナルを見直す価値があると感じた。

3月にパルマに行ったとき、カルティエスーパーコピー代引き優良サイトから次に発表されるのがトーチュであることを明らかにされた。数カ月前から噂は耳にしていたが、カルティエの2024年新作“予想”の際には同モデルに対して自分の心に正直な1票を投じていた(ちなみに、「マキシ オーバル」の再臨についてはいまだに期待している)。そこで、その場に居合わせたアウロ・モンタナーリ氏(Auro Montanari、通称ジョン・ゴールドバーガー氏)に、私が長いこと実物を見てみたいと思っていた時計、1929年のプラチナ製カルティエ トーチュ モノプッシャー クロノグラフ(世界で1本しか製造されなかった)を出してもらえないかとお願いした。

この時代のカルティエのモノプッシャー クロノグラフは、イエローゴールド製7本、プラチナ製1本の計8本が知られている。この時計には、興味深い来歴がある。この時計は以前、(非常に希少な)書籍の形で残っている“ホワイト・カルティエ”コレクションを手がけたジョルジオ・セラニョーリ(Giorgio Seragnoli)氏の手元にあった。カルティエのコレクター曰く、セラニョーリ氏が所有していた時計は、ブルーのアルカンターラストラップによってひと目でそれとわかることが多いという(もちろん、それが保証にはならないが)。モンタナーリ氏は一時期このモデルを追い求めていたが、当時のセラニョーリ氏は資産を無尽蔵に持ち合わせており、それによって誰も持っていないような時計の確保に勤しんでいた。しかし、結局は時計を手放すことになり、モンタナーリ氏に再びチャンスが巡ってきた。これは教訓だが、チャンスというものは逃したら基本2度と巡ってこない。

アウロ・モンタナーリ氏所有の1929年プラチナ製カルティエ トーチュ モノプッシャー。時計を手にしているのはベン・クライマー。

ホテルのロビーで時計の裏蓋を開けることはしなかったが、この時計にはヨーロピアン・ウォッチ・カンパニーのムーブメントが搭載されている。モンタナーリ氏が送ってくれた写真を以下に紹介しよう。このムーブメントはブリッジとレバーの塊で、いまだに駆動することに驚かされる。しかし実際、動いていたのだ。私は気が済むまで時計をスタート・ストップしたり、リセットしたりさせることができた。分積算計はジャンプするのではなく、ゆっくりと少しずつ針を進める。彼は私に言った。「使えない時計なんて、持っていても仕方ないでしょう?」

ヨーロピアン・ウォッチ・カンパニー製のムーブメント。photo courtesy John Goldberger

文字盤は明らかにコンディションが悪い。カルティエの文字盤が1950年代から1960年代にかけて、当時の所有者によって頻繁に交換された理由もよくわかる。正直なところ、1920年代のカルティエとしてはかなり良好なコンディションを維持していたが、ケースは(防水はおろか)耐候性を備えているとは言い難いものだった。現在では、貴重な時計のオリジナル文字盤を保存し、カルティエに別の新しい文字盤の製作を依頼することができる場合がある。この個体ではプラチナケースのほか、ケースとムーブメントのシリアルナンバー、“D”バックルのプラチナホールマークなど、多くの刻印が残されている。また、ファセットが施されたブルーのリューズ(ルビーカボション付きの現行プラチナモデルとは異なっている)も取り付けられている。

「このトーチュは1990年代末にサザビーズのジュネーブオークションに出品されるまで、ミラノの女性が所有していました」。モンタナーリ氏は語る。「その後、オズワルド・パトリッツィ(Ozvaldo Patrizi)氏の本に掲載されています。私はこの時計を5年前に購入しました。当時、カルティエの記録を見つけるのは大変でした。何の手がかりもなかったのです」

「その女性はイタリアのファシズム体制におけるある重要閣僚の愛人であり、その閣僚が彼女のためにこの時計を注文していたことがわかりました(オークション当時、彼女の年齢は80代から90代だった)。カルティエには、1920年代から1930年代にかけてのこの数奇な時代に、王室、政治家、指導者たちに販売されたすべての時計に関する個別の特別な記録が残されています。そして最近、その記録がようやく発見されました。カルティエの手によって、世界で唯一のプラチナモデルであることが証明されたのです」。控えめに言っても、興味深い出自だ。

素晴らしい時計が集まる場所で週末を過ごしました。

もし映画『ナイト ミュージアム(原題:Night at the Museum)』がアメリカ自然史博物館ではなく、例えば南フランス(具体的にはモナコ)で、しかも昼間に、もっと多くの人々がいるなかで行われたとしたら、それはほぼモナコ・グランプリ・ヒストリックのようなものになるでしょう。

モナコ自動車クラブ(Automobile Club de Monaco)は2年に1度(2024年で14回目)、グランプリ・ヒストリック(Grand Prix Historique)を開催しています。これは生きた博物館のようなイベントで、パネライスーパーコピー代引き優良サイト1920年代後半から1980年代に製造されたグランドエフェクター付きF1マシンまでのレーシングカーが、ほぼ1世紀近くにわたりモナコグランプリを開催してきた同じ市街地サーキットを走るのです。

この真ん中には競馬場があります。実際に水の中にあるわけではないですが、これ以上場違いなところはないでしょう。あの山を越えてボールを投げられるか、どうか賭けてみませんか?

毎年、マリーナ周辺の通りは、カジノ・ド・モンテカルロへの丘を登りってから再度丘を下り、ポール・エルキュールへと続くトンネルを抜けるまでの通りは、チェッカーフラッグを目指すレース参加者のためだけに閉鎖されます。各チームは、時代別または車種別に編成された8つのクラスのいずれかにクルマをエントリーします。これらは単なる展示品ではなく、激しく走らせるためにここに集結するのです。目的は自慢するためですが、トロフィーも用意されています。

クルマ好きにとって、これ以上のものはありません。珍しい名車が博物館に展示されているのを見るのも、ゴルフコースでゆっくり走るのを見るのも一興です。しかし、モータースポーツのなかで最も歴史あるサーキットのひとつで、(ドライバーの)限界まで走らせられるのを見聞きすることこそが真髄なのです。

1974年、ジェームス・ハント(James Hunt)がドライブしたヘスケス308。チームが初めて製作したF1マシンです。

ホイヤー モナコ 1133b、“トランジショナル”リファレンス。

GPH(グランプリ・ヒストリック)を楽しんでいるあいだ、モナコを着用していました。それまではあ気に留めたことはありませんでしたが、確かに重要な時計です。ブランドにとって重要な役割を果たし、存在することをうれしく思います。マックイーンに似合ってるから、それだけで自然とクールになる。ただその魅力を完全には“理解”していなかったようです。

アイルトン・セナのロータス97T(左)とマクラーレンMP4/4。

街を歩いて、ここでレースをしているクルマを見てわかったことは、非常にシンプルな真実です。それは、物事がクールである理由が必ずしも論理的ではないということです。これは特に深い洞察ではありません。とはいえ、ハイパワーのレーシングカーが小さな通りを疾走するのは、現実的にはとんでもない話です。今日、ほかのどこかでそれが起こったとしても、ここモナコと同じような意味で起こることはほとんどありません。

特定の目的のために作られたマシンが、本来存在するべきではない場所で限界に挑むのは、見ていて信じられないようなことです。それは本来存在するはずのないものだからです。そうでなければ通常は共感しにくいものに、人間的な文脈を与えるようなものです。レースカーがレーストラックにいるのは当然のことであり、それは不毛で、(うまくいっているときは)あまり劇的ではありません。それはバランスの取れた方程式のようなものです。

1972年のフェラーリ312B3プロトタイプ。“スノープラウ”として知られています。

つまり、あれを見てください。

飛行機みたいなクルマが狭い市街地の道路を走り、ヨットがたくさん停泊しているマリーナに通じる狭いトンネルを思い切り走らせたら? 途端にカッコよくなるのです。自動車レースにこれ以上ドラマが必要だったわけではありませんが、それでも評価は10点満点で文句なしです。

1974年のサーティース TS16がカジノ スクエアを疾走しています。

モナコ(時計)は、そんなに極端な例でしょうか? いや、そうではありません。しかし、だからといって類似点がないわけではありません。モナコ(場所)を離れる頃には、その時計に対する新たな評価が芽生えていました。私は手首が細いため、このサイズの時計は自分には扱いにくく、またはつけ心地が悪かったりするだろうと考えていましたが、実際にはそうではありませんでした。

GPHを取材しているあいだ、この時計のことはあまり考えていませんでしたが、多くの状況で長時間身につけることを想定した製品としては高く評価できるでしょう。注意をほかに向けなければならない活動をしているときに、時計のことをあまり考えたくはありません。最高の道具は邪魔にならないものです。このサイズの時計はチタン製のほうがより適していると思いますが、スティール製のモナコも決して着用しにくいわけではありません。そして幸運にも一緒に過ごすことができた、ヴィンテージのモナコ Ref.1133Bの40mm×14mmというサイズは、現行のタグ・ホイヤー モナコ(39mm×14mm)とほぼ同じ大きさです。

1974年のサーティース TS16。

有名なカーディーラー、トム・ハートリー・ジュニア(Tom Hartley Jr.)が元ジャッキー・スチュワート所有の1970年製マーチ 701と一緒にいます。熱心な読者は、彼がパテック フィリップ ノーチラス 5990をつけていることにも気づくでしょう。

ここにはトレーラー・クイーン(展示用の車)など存在しません。

スクエアウォッチはラウンドよりも常に大きく感じられますが、モナコは興味を引く存在であり邪魔にはなりません。レーシングクロノグラフであることは言うまでもないですが、視認性を高めたサイズも丁度いいです。とても機能性に優れているのです! またそのデザインと形は、当時のホイヤーのダッシュボードクロックをほうふつとさせます。クールで興味深い存在でもあります。モナコは、私の予想をはるかに超えて、楽しい時計であることを証明してくれました。

繰り返しになりますが、何か新しいものと過ごす時間が以前の概念を覆す可能性があるということは、特に深い洞察ではありません(いい意味でも悪い意味でも!)。しかし、もともとタグ・ホイヤー モナコについての考察記事を書こうとしていたわけではありません。プランとしては、素晴らしい場所で素晴らしいクルマと、素晴らしい時計を見に行くことでした。にもかかわらず考えさせられたのです。

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